【道東旅行記】最後の夜は斜里町のカナディアンペンション「往還丸」へ【その⑥】

知床五湖を後にし、この日は温泉へ。知床から斜里へ向かう途中(というかほぼ知床)に「ウトロ温泉夕陽台の湯」というナイスなスポットを発見。最後の夜もペンションを予約していたので、あまり広いお風呂が期待できなかったから助かった。

前回の

ウトロ温泉・夕陽台の湯

グーグルマップで調べると、営業時間は19時半までだったので、余裕の到着。かと思いきや、「只今、準備中です。」の看板が…。がっつり電気点いているし、普通に入っていく人もいるし、なんだこれ?と思いアタック。旅行ならではの行動力です。

受付のおばあちゃんに「やってますか?」と聞くと、「やっているよ~」と返事が。あの看板仕舞っといて…。

タオルを持っていなかったので、ついでに購入。普通のタオルだけど、こういうところのタオルって温泉の名前が書いてあって結構好き。

肝心の温泉はというと、最高。名前が夕陽台の丘ということもあって、露天風呂からは夕日がばっちり見えた。知床の海岸線に沈んでいく太陽を見ながら一人で露天風呂に浸かる。めちゃくちゃに気分がよかった。こういう形で自然を感じることができて嬉しい。

でも、途中から近くのホテルに泊まっている団体さんがどやどや入ってきてしまった。「温度がぬるい」だの「温度が高すぎる」だの文句を言っていてうるさいことこの上なし。素敵な時間はこうして崩れ去っていった。

かなりブレてしまったけど、このような休憩所があった。誰もいない。

自販機もあるので一休み。アロエ白ぶどうは安定のおいしさ。

晩ごはんは「波飛沫」でラーメン

夕陽台の湯で汗を流した後は、晩ごはん。近くに「波飛沫(なみしぶき)」というラーメン屋があったので行ってみた。そこそこ人気のお店だったらしく、まあまあ待たされることに。寒かったけど、車の中で待っていれば店員さんが呼びに来てくれるシステムだったので助かった。

頼んだのは「特選トロチャーシュー麺」。特選トロチャーシューというのがとろとろでおいしかった。夕方になって風が出てきて体が冷えていたのであったまる。美味しかった。

道東旅行最後の夜は「往還丸」へ

写真は朝撮ったもの

知床から斜里町まで戻ってくるころには、あたりは真っ暗。道東の道はほとんど街灯がないのでマジで真っ暗。車の行き先もまったく見えない…。道はほとんどまっすぐなので迷うことはないけど、かなり緊張した。

やっとついた斜里町の「往還丸(おうかんまる)」は、カナディアンハウス風のウッドペンション。真っ暗な道に急に出てきたので見逃すところだった。

部屋はこんな感じ。屋根裏部屋といった趣で楽しい。ちょっと手狭だけど、必要最低限の調度品はあるので無問題。泊まっているのは僕らだけだったので、静かに過ごすことができた。

写真には収められなかったけど、外に出ると天の川が見れた。周りに家がほとんどないので、空の星がめちゃくちゃキレイに見える。飲み込まれるような夜空で、これだけでも田舎に住む価値がありそうだな~と思った。

マスターがかなりおしゃべり好きな方で、道東の観光事情をたくさん聞くことができた。マスターも移住してきた方らしく、北海道の大変さや面白さを聞かせてもらった。道東に旅行に来られた人はぜひ訪れてみると、色々聞けるのでおすすめ。

早朝に往還丸の周りを少し散歩してみた。まっすぐの道路、見渡すかぎりの畑。ちょっと寂しさがあるけど、とっても気持ちが良かった。

朝ごはんはマスターの手作り。チーズと鶏肉の料理がすごく美味しかった。朝ごはんをがっつり食べると1日調子がよくなるよね。

コーヒーと一緒に写っているのはお部屋の鍵。キリンの人形がついていてかわいい。

最終日は飛行機の時間以外しっかりとした予定を決めていなかったので、マスターと相談しつつ網走の方面を目指すことにした。色々相談にのってもらって助かりました。

最後にロッジの前で記念撮影してもらった。ホスピタリティがすごくて、とてもいいところだった。

往還丸

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