テンキー付きなのにテンキーレスサイズ!?アーキス「Maestro2S」が全てにおいて最高のキーボードだった

メカニカルキーボードが欲しい

4月から職場が変わり、リモートワークに移行することになりました。それにともなって、まずはそれっぽい道具を揃えたいという形から入るタイプの僕は、「まずはやっぱりキーボード!」となりました。

で、今まではノートパソコンに付属している普通の薄いキーボードを使っていましたが、なんとなくメカニカルキーボードがかっこいいいな~と思ったので、それに絞って探してみました。

調べてみるとメカニカルキーボードには「キーキャップ」と「スイッチ」という概念が存在し、キーキャップは今までで言うところのキーの見た目に関係する要素。スイッチは押し心地に影響する部分だということがわかりました。

この「キーキャップ」と「スイッチ」は本当に奥が深く、調べれば調べるほど何が色々な情報が出てきて混乱。スイッチは静かなものがいいので、その辺はクリアできていたんだけど、キーボードの見た目を決めるキーキャップや、有線無線など1ヶ月くらい悩んでいました。

選ばれたのはアーキス「Maestro2S」

結論から書くと買ったキーボードはアーキスという老舗メーカーが出している「Maestro2S」。主なスペックは以下。

  • テンキー付き(フルサイズ)
  • サイズはテンキーレスと同じ
  • スイッチは静音赤軸(ピンク軸)
  • 値段は約15000円
  • 有線接続のみ対応
  • US配列(JIS配列も選択可能)

見た目はこんな感じ

写真だとかなりキーキャップが白っぽいんだけど、実物は結構グレーが強い。

エスケープキーの赤色がアクセントになっていてかっこいい。

US配列にしたので、キーキャップの印字がシンプルでスッキリしている。スペースキーも長い。エンターキーは長細くなったので、慣れるまで時間がかかりそう。

キーキャップを外すとスイッチが見える。チェリーMXのピンク軸で見た目もかわいい。ピンク軸はメカニカル特有のカチャカチャ感がなく、スコスコ静かな感じ。

Maestro2S の打鍵感

打鍵感とは、キーボードでキーを押した際の感じ方のことを一般的に指します。この「Maestro2S」の打鍵感は個人的に以下の通り。

  • キーキャップが指にフィットするようになっていて打ちやすい
  • スコスコした打ち心地
  • 音は静か目だけど、静かな部屋なら少し気になるかも
  • 若干の底打ち感、金属音の反響がある。
  • スペースキーの両端を交互に押すとガチャガチャなる

テンキーもスコスコしていて、とても打ちやすい。軽い力でも反応するので疲れにくいけど、少し触れただけでも入力されてしまうのでそこの部分でのミスタッチがまだある。

Maestro2Sについてきたもの

Maestro2Sにはいくつか付属品がありました。

まずはケーブル。キーボードとUSBtypeAでつなぐもの。アーキスのケーブルバンドで少しかっこいい。できればカールケーブルがよかったな~

交換用のキーキャップ。僕もすぐにCapsLockとCtrlキーを入れ替えた。

それとキーキャップ外す器具もついてきた。プラスチックの普通のやつ。

あとよく見るキーキャップ外す器具。アーキスのロゴがうっすらあってかっこいい。

TypeC端子に変換するのもついてきた。これは地味に嬉しいけど、僕はMacBookにハブをつけて使っているので今のところ、このアダプターは使っていない。

Maestro2Sはいいぞ

というわけで、Maestro2Sを買ったファーストインプレッションでした。グレーの落ち着いた色味と、スコスコした打鍵感、がっしりとした重厚感が最高です。かなりがっしりしているので、完全に据え置き用。カフェに持ち込んで作業したら完全にヤバいヤツになります。

テンキーも最初はいらんかなーと思っていたけど、仕事で使う機会が増えたのでかなり活用できて嬉しい誤算。

US配列は、初めて使ったんだけどそこまでJIS配列と使用感変わらない印象。スペースキーが長いところは使いやすい。エンターキーの縦幅が短いので、そこでミスタッチにはなっている。キーキャップにひらがなが書いてないのでスッキリした見た目でかっこいい。

仕事で毎日使っているけど、打鍵していて疲れることはあまりない。打ち心地がいいので無駄に文章を打ちたくなってしまう。

そんなに安くない買い物でもあったので、末永く使いこんでいくぞ。(持ち運べるタイプのキーボードも欲しくなってきている)